・・・?
大筋、garbanzoさんに賛成です。「カイウラニ以外の王家の人たちって、こんなにヤな人たちなの?? カイウラニだけが姿も心も綺麗だったってことなの??」 ・・・と、その微妙な書き方が気になって気になって仕方なく、いま、読後の気持ちは複雑です。 これ、どこまでが史実に基づいてるのですか? 多くの参考文献が載っていて混乱します。
半端です・・・。
ハワイ王朝ものが好きで、期待して読みました。 表紙の写真も綺麗だし、中にも写真が多数掲載されているかしら、とも思い。 しかし。 史実に基づく部分は少ないし。 記録が残っているはずもない個人的な会話が妙に芝居がかって作られているし。 文章は箇条書きのようにぶつぶつしていて、リズムがないし。 写真の掲載もないし。 歴史ものかと思って読んだ私が悪い? ならば歴史をネタにした大衆小説とわかるようなタイトルにして欲しかった。 「ハワイ王朝最後の女王」に続く失望。 「Princess Kaiulani: The Last Hope of Hawaii's Monarchy」 「Kaiulani: Crown Princess of Hawaii」 「The Last Princess: The Story of Princess Kaiulani of Hawaii」 などの良い "ハワイ王朝女性もの" をどなたか翻訳してくれないものか。
こまかいところが憎い
作者はなんと、よしだみどり。ロンパールームのお姉さんである(といっても、僕はリアルタイムで知らない)さすがロンパールームあがりというか、読みやすい小説だった。けっこう厚めの本なのだが、名古屋〜東京間の新幹線で全部読んでしまった。語り部のトーンが、少女漫画チックなので、頭の中でビジュアル化しやすい。振り仮名もふってあるので、小学生高学年も十分に楽しむことができる。 巻末の参考文献には、英語の文献がダーっと並んであった。たいした調査力である。しかし、その本で得た情報は、たぶん平均すると2〜3行程度しか使っていないと思う。しかし、その使い方がにくい。 プリンセスルースは毒花のアラマンダが好きだったわけだが、彼女はアラマンダのレイをつけて登場する。淡々と簡潔に表現しながらも、豊富な情報を盛り込んでいる。良いノンフィクションは情報を集めること以上に、捨てていくことが大事だと言われているけど、これはそういう意味で白眉でした。
泣きました。
ハワイ王朝激動の時代を生きたプリンセスの人生を切なく切なく語ってくれます。ハワイ王国が他国に吸収されていく過程を詳細に書いています。 難しい伝記とか読むより、ずっとわかり易いと思います。 ハワイアンフラを学ぶ自分にとっては、他国の文化を真摯な気持ちで学ぶ事の大切さを教えてくれた一冊でした。 プリンセスのために歌われた赤いオヒアの花の詩が胸にぐっときます。 泣けます。
ハワイの歴史入門書として
1880年代から1900年頃まで、ハワイの歴史のなかでも、もっとも激しく世の中が動いた時代(日本で言えば明治維新?)に王族として生きたプリンセス・カイウラニの生涯について書かれた本(小説)です。 プリンセス・カイウラニの一生を取り巻く、当時の王族(カラカウア王やリリウオカラニなど)も登場し、激動の時代をを概観することができ、ハワイの歴史の転換点について、知ることができました。 文中、リリウオカラニのことを、どちらかといえば、権力欲の強い人物のように表現しているあたりは、他の著作と意見の異なる部分であると思いますが、本書は歴史書ではなく、事実に基づく小説として捉えれば不自然さもないと思います。 簡易な文章や多くのフリガナがあることから、どちらかといえば子供向け(中学生くらい?)を対象にした一冊と思いますが、大人が読むにも手軽な一冊です。 ちなみに著者の「よしだみどり」さんは、第三代ロンパールームの「みどりお姉さん」とのこと。(若い読者にはあまり関係ありませんが)
文芸社
ハワイの歴史と文化―悲劇と誇りのモザイクの中で (中公新書) ハワイ王朝最後の女王 (文春新書) ハワイとフラの歴史物語―踊る東大助教授が教えてくれた (素敵なフラスタイル選書) ハワイ王国物語 南島の神話 (中公文庫BIBLIO)
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