生活習慣をみなおして脳を鍛える
良書の部類に入るだろう。 勘違いしてはいけないのは、これはビジネスに関する能力を高めるHowTO-bookではないのであり、副題にもあるように『習慣』をキーワードに日々の生活のなかでのちょっとしたことに視点をあわせている生活改善本といったほうが本書の内容にあっているだろう。主に記憶にかんする記述が多いのが特徴である。だが脳科学などの専門用語は一切使わず普段の生活行為の例示から改善すべき項目を各章ごとに『まとめテスト』と称しポイントをわかりやすく説明している。 P.300ほどあるが、小一時間ほどで読みきれるよう、文章はやさしく根拠となる具体例も多くとりあげられており、読み終えたあと気になった箇所を再読して習慣化するには最適な本の構成といえるだろう。 なによりも「鍛えて他人と差をつけなくては!」という脅迫めいた雰囲気はなく、普段の生活習慣をみなおすことで脳が鍛えられるのならちょっとやってみるかテキなノリにさせられてしまうのは流石ハーバード流の説得法であると関心した。
たいへんバランスのよい記憶力増強のためのアドバイス
本書の特徴を一言でいえば、記憶力というものは日常のライフスタイルの影響を受ける、というところから説き起こしている点だと言えます。「メモリー・ウエルネス・アプローチ」という方法を使っているのだそうです。 記憶の機能、ちょっとしたアドバイス、実用的なテクニックなどを示しつつ、記憶力増強のための基本がバランスよく記述されています。本書に述べられている基本を押さえれば、あとは自分なりにいろいろ応用することも出来ると思います。 生活習慣と記憶力の関係に興味がある人や、普段から感じている人には最適の本ですが、記憶についての理論的な知識を求める人は別の本を読んだほうがいいでしょう。本書は実践的な書物です。
とても専門の人間が書いたとは思えない!!
脳に関してとても興味があるので、題名に引かれて目次だけパラパラとめくって購入し、読んでみました。まず一言で表現すると「最悪」ですね。記憶力を鍛えると書いておきながら大部分は健康に注意しろだの、メモを活用しろだの、そして最後のほうにやっと記憶の方法に関してのことが出てきたと思ったらあまりにありきたりな内容でがっかりしました。著者は記憶力プログラムの創始者とからしいのですが、うーん大変残念です。
山と溪谷社
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