地下鉄(メトロ)に乗って THXプレミアム・エディション [DVD]



地下鉄(メトロ)に乗って THXプレミアム・エディション [DVD]
地下鉄(メトロ)に乗って THXプレミアム・エディション [DVD]

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少年の頃の兄の死にまつわる一連の出来事で、父親との間に深い溝ができた真次。だが43歳になったある日、父親が倒れたとの知らせが。地下鉄の地下道でふとそんな父のことや兄のことを思い浮かべていた真次は、いつの間にか昭和39年の東京にタイムスリップしてしまうのだった…。
この真次が、タイムスリップしながら父親の過去を見て回り、実は父親に深い愛情があったことや、なぜあんなにも厳格だったのかなど、いろんなことを知っていくという展開。どんな人にもいろんな出来事があり、それによって考え方などが変わっていく様を、わかりやすく見せている。注目はその時代時代の人物を演じわけた父親役の大沢たかおと、彼の恋人を演じた常磐貴子の変貌ぶり。もちろん真次役の堤真一、不倫相手の岡本綾の受けの演技もいい。(横森 文)



みちならぬ恋の清算も

原作は読んでいないけど、人生の終わりに見る走馬灯のような一生の風景にもしも迷い込んでしまったら。きっと父親が願ったことが無意識に息子に奇跡を見させたのかもしれない。みちことのみちならぬ恋の清算も・・父の願いであったのか、みちこの思いであったのか、明確に提示されていないから余韻が残る。ただ彼女も間違いなく呼ばれたのだろうと思う。鉄火なお時役の常盤貴子も見事につきる。

とても楽しめた。畳み掛けるような編集の勝利だと思う。あえて言えば予告編に苦情をいいたい。誤解を生むような台詞のカットはいかがなものか?それだけである。本編、そしてカットとカットのつなぎが見事。役者の演技もいぶし銀である。大沢たかおってうまい役者だったのね。岡本綾もかわいいし、堤真一は相変わらずの芸達者。いい映画でした。


過去と心に留めた想いについて多くを語らず、ひたむきに生きる名演に感動

大沢たかおと堤真一、常盤貴子、岡本綾のそれぞれの物語にももちろんそうだが
それぞれの登場人物がそうなっていった時代背景に、
登場人物個々の過去というよりも、その時代の人物像に見えてきて、心を打たれる。

戦中戦時、故郷を離れ戦争にかり出された若者達。
そして地獄を見て多くの仲間を失い命からがら帰ってきた日本。
敗戦後、闇市で必死で生きなければ生きていけなかった現実。
そして、必死の復興と高度経済成長の中で沸いた東京オリンピックや
建てられた多くの建造物、張り巡らされた地下鉄。
がむしゃらに生きた時代。

個々の登場人物の過去を、個々だけの過去だけではなく
その時代の人達の歴史に重ねて見てしまう。

そして自分の過去と心に留めた想いについて多くを語らず
ひたむきに生きているそれぞれの登場人物の名演には心打たれる。

命は奇跡だと思う。
こんな激動の時代を生き抜いてきた男女が出会って生まれた奇跡だと。
どの命だって、ちょっとした偶然のすれ違いでも生まれなかったかも知れない。

そんな奇跡を大事にしている映画なのに
ただ一つ岡本綾の取った選択肢だけは本当に残念で仕方ない・・


この映画を感じられるハカリ

 多くのレビューで言われているように、設定が酷く、あまりにも説明不足な点が、
これだけの作品の全ての評価を落としている。

 死に際にいる傲慢な父親を許せずにいた主人公が、幻にも見えるかつての恩師と偶然の再会をする。その恩師は父親の生き様を知っていたのだ。
 その恩師との再会を機に、地下鉄をテーマに度々のタイムスリップをしてゆく。
恩師と次に出会う時には全てが終わっており、その間の記憶もこれを機に消える。

 何故その時それがというシナリオは、それなりの感受性をもって多くの経験を踏んでいないと、
けっして誰もが理解できないストーリーだ。
 そうして選んだハカリが、静かな衝動により驚きの結末として迎える。
だから尚更設定不足の不親切さと映像の舞台の雑さが残念なのだ。
現代はきっと平成初頭なのに駅や携帯などは最新だったり、キャストの年齢も気になりだしたらキリが無い。

 ただみな良い演技をしている。それ以上に岡本綾の演技、表情で見せる心理描写が奇跡のようだ。


原作を読んで、映画を見れば良かったのかな・・・と。

友人から、アナタは絶対、こういうのが好きだよ・・・と、強く推薦されましたので、ならば・・・と見てみましたが、何だか、細かい突っ込むところが多すぎた作品でした。

横暴な「あの時代の親父」そのままの父に反発し、家を捨てた堤 真一扮する主人公がある日、地下鉄のホームで、早世したはずの兄を見つけ、追いかけていくと、いつの間にか東京オリンピックで涌く、昭和39年の東京にタイムスリップしていた・・・というものでしたが、まず、私としては、タイムスリップして、父の実際の姿を知り、嫌っていた父を理解していく・・・というのはいいとしても、ご丁寧にも、戦後から戦時中、戦前と、父の変遷をここまでなぞってタイムスリップしていく必要はあったのかな・・・と。
何てバカ親切な神様なんだ・・・という気が(笑)。
つまり、昭和39年の範囲内だけで理解させれば良かったし、それは可能だったのではないかと・・・。
それから、岡本 綾ちゃん扮する不倫相手の設定も、もう少しどうにか出来たんじゃないの・・・と。
最後の方で、なぜ、ああいうことをしてしまったのかということの必然性がイマイチわかりませんでしたしね。
CGに関しては、良くできているのでしょうが、ALWAYSもそうですが、なぜか、私的にはピンと来る物がないんですよ。
結局、作っている人たちが、当時を知らないからではないかと。
もっとも、常磐貴子ちゃんの姉御(?)役というのは、よく、はまってましたね。
思わず、惚れちゃいそうでした(笑)。
おやじの青春時代って

浅田次郎原作の作品です。
確かに地下鉄に乗っていると・・
そのままタイムスリップするような気もします。
みちこが印象に残ります。



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